こぴぺ

・・・その頃、light軍の陣地は重苦しい空気に包まれていた。
司令官服部は目の前のPCの画面を苦虫を噛み潰したような顔でじっと見ている。
「・・・どうやら・・・」服部が口を開く。
周りでそしらぬ顔でオペレートに熱中する・・・ふりをしていた兵隊達の背中がこわばる。
「この分では年末海峡に展開している流通軍と銀行軍の追求をかわせない状況かな・・、と」
兵隊達は聞きたくない。しかし、聞きたくないのに、耳が服部の発言を追い掛けてしまう。
「これ以上戦線が崩れるようではうちは敗北してしまう」
服部はもっとはっきり聞こえるように、声を大きくした。
耳をふさぎたい兵隊達。だが、反応して聞こえてますとアピールしたくないのでますます操作に熱中する。
「敗北するとどうなるか。それはサプライが供給出来なくなるということだな」
ひぃぃぃぃぃ・・・・。この場合のサプライとはそのまんまである。
「困るな、それは」服部は立ち上がり、兵隊達の間を歩き回る。
「で・・・、だ。艤装はそこそこ終わったんだろう?新造戦艦Dies Iraeは?」
兵隊の一人がおそるおそる声を上げる。
「いえ、その・・・、まだ、兵装がちょっと・・・、一番砲の『先輩』と三番砲の『蛍』がまだ・・・」
「間に合わせたまえ」服部はあっさりと言った。
「でも、まだ、設計主任の正田さんが・・・、まだ仕事が終わっていない、と・・・」
「彼は仕事はもう終わりそうだと半年も前に言った」服部は続けた。「すぐにも出せ。」
「でも、それではバランスが・・・」必死に言いつのる兵隊。
「兵は拙速を尊ぶ、こういう言葉は知らないかな、君は?」
「いや、でも、それでは、Diesに搭乗するヲタ達が納得するかどうか」
「彼らは納得するさ。何しろ待ち望んでいたのだからな。二番砲の『マリィ』も四番砲の『香澄』もあるし。」
「でも・・・。」テストも済んでないし、突貫工事で特に四番砲は・・・と、言おうとした言葉を引っ込める。
服部の額にも汗がにじんでいるのを認めたからだった。この戦いは負ける・・・。



購入してからまだ梱包も解いてないけど、、、イヤだ・・・・こんなゲームしたくねぇ。

前評判は程ほど良かったはずなのに、なにがあったんだ??

月神楽」も動かないし。


無駄な買い物ご苦労様です(イク)。